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日本サッカー協会は24日、2011年の日程とアジア杯(来年1月7日から29日・カタール)に向けたメンバー23人を発表。日本プロサッカー選手会(JPFA)が「代表待遇改善」を訴えて日本協会と対立している中、ザッケローニ監督(57)は「イタリアでそのニュースを聞いたが、アジア杯にむけてモチベーションを下げてくる選手がいるとは思えない。今はその話をしたくない」とJPFA側の主張を一蹴した。
JPFA側はストライキをタテに代表の待遇改善を訴えながら、日本協会の小倉純二会長(72)が「お金をもらえなければボイコットするというなら、そういう選手はどうぞ」と不快感をあらわにすると、一気にトーンダウン。あいまいな姿勢に、日本協会側のJPFA側に対する不信感は募るばかり。
また日本協会側は、JPFA側が3月のキリンチャレンジカップ(25日、29日)を標的にするかのようなタイミングで「ストライキ」をタテに代表の勝利給大幅アップなどを要求したことに、「1978年から30年以上もスポンサードしていただき、お世話になっているキリンさんに対して失礼すぎる」(協会幹部)と怒り心頭だ。
一方、JPFA側は27日の代表集合日に今回の一連の動きを代表選手に説明したいと日本協会側に要請していたが、JPFA・松本泰介顧問弁護士は「代表合宿期間中はやめてもらいたいと言われました。残念でなりません」と明かし、「私はプロ野球選手会も担当していましたが、チームへの訪問を拒否されたことなどない」とも。
もっとも、本来なら選手以上に待遇改善の要求をしてもいいはずの代表スタッフからも「万が一彼ら(JPFA側)が代表合宿に来たら、僕らが阻止します」との声が挙がり、JPFA側の主張にはザッケローニジャパンとしてイエローカードを突きつけた格好だ。
JPFA側の関係者に対し「顔もみたくない」と口にする協会幹部もいるだけに、今回JPFA側が日本協会側に対して仕掛けた「待遇改善」という看板を借りた“けんか”は、両者のミゾを大きく広げる結果になってしまった。
いずれにせよ来年のザッケローニジャパンは、1月のアジア杯を皮切りに、3月にはキリンチャレンジカップ、6月には3カ国対抗戦となるキリンカップも完全復活することが決まった。また8月10日にはハンカチ王子・斎藤佑樹の入団で大いに盛りあがっている北海道・札幌ドームでキリンチャレンジカップを行うことも決まった。
また来年は全国ツアーの形でザッケローニジャパンを披露しようと、9月から開幕する2014年W杯ブラジル大会のアジア3次予選も「長居(大阪)や豊田(名古屋)で行い、多くのファンの方々にみてもらえるように配慮した」(協会関係者)。
ともかく選手会がファンを無視し突然ストライキをタテにして要求した「待遇改善」に、ザッケローニジャパンは「NO」を突きつけ、27日から代表合宿に突入する。(夕刊フジ編集委員・久保武司)
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現地時間24日(以下現地時間)、日本代表FW森本貴幸(カターニア/イタリア)が左ひざの手術を受けていたことが分かった。これにより同選手は、1月に開催されるAFCアジアカップ2011カタールを欠場する。ロイター通信が報じている。
今月19日に行なわれたイタリア・セリエA第17節のブレシア戦後に、左ひざを手術していた森本。手術を受けたことは、JFA(日本サッカー協会)と日本代表を率いるアルベルト・ザッケローニ監督には伝わっていなかった。
24日にアジアカップを戦う代表メンバー23人を発表したザッケローニ監督は、報道陣に対し「私もJFAも、森本が手術したというのは本当に驚いた。あなた方もそうだろう」と話し、驚きを隠せない様子を見せた。
また、ザッケローニ監督はアジアカップのスケジュールについても言及。「今回の大会は普段とは違う時期に開催される。W杯を戦った選手は休めていないし、厳しいスケジュールを送っている者もいる」と話した。Jリーグが今月初めに閉幕したばかりで、シーズン中の欧州クラブに所属する代表8選手はウィンターブレイクを利用できないという状況で、この時期に選手たちに休養を与えられないことを嘆いている。